
原子力発電は発電コストに占める燃料費の割合が小さいため、電気料金の安定に役立っています。
経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会電気事業分科会コスト等検討小委員会は2004年1月、各電源の発電コストの試算
値を公表しました。これによると、運転年数や設備利用率等の前提条件を変化させ、様々なケースについて分析・評価を行った結果、原子力発電の発電コスト
は、他の電源と比べて遜色はないと結論づけられています。
また、原子力発電は、発電コストに占める燃料費の割合が、火力発電など他の発電方法に比べて小さいため、燃料費の高騰による発電コストの上昇を避けることができ、電気料金の安定につながります。