Up 規格品栽培 作成: 2016-01-31
更新: 2016-01-31


    現前の「数学教育」は,「人づくり」として立つ。
    「人づくり」の「つくる」は,「規格品をつくる」である:
      求めるものは,規格に合うものである。
      そして,規格に合うものは,つくることになるものである。
      実際,個は《放っておいても勝手に規格に収まる》というものではない。

     註 : 「数学教育」が考える「規格」は,『学習指導要領』や「数学的○○」に示される。

    「つくる」の方法は,つぎの2通りである:
    1. 工作
    2. 栽培 (種から大きくして,収穫)
    このとき,現前の「数学教育」は,規格品栽培である。

     Cf. ロボット産業は,「ロボットづくり」(工作) の方が「人づくり」(栽培) よりも歩がある分野を開拓しようとするものである。


    規格品栽培の方法論は,「生育環境の局限」である。
    生育は,<探索─能力陶冶>である。
    探索の環境が広ければ,探索の自由度が高くなり,個は多様になる。
    逆に,探索環境を局限すれば,探索に自由が無くなり,個は一様になる。

    栽培学は,《個の一様化が,製品の規格化と一致》を実現する<探索環境の局限>を探求する営みである。
    「数学教育学」は,《個の一様化が,「人づくり」と一致》を実現する<教育>を探求する営みである。