Up | 「学校数学現成」論 : 要旨 | 作成: 2014-03-05 更新: 2014-03-07 |
2. 「同一反復」(<攪乱と均衡回帰>, <振り子運動>) この<生きる>は,一面「変わらない」を表している。 「変わらない」は,学校教育の文化では,ネガティブな意味になる。 しかし,「変わらない」は,この系の自然/本性がこうだということである。 実際,「変える」の行動は,系の<最適相保守メカニズム>によって,無駄・無用なものにされ,結果として何もなかったことになる。 その行動は,自惚れだったということになる。 本論考は,授業/学校数学の<生きる>の立論をベースにする。 <生きる>の立論は,<生きる>をポジティブな色合いにすることを企図する。 この<生きる>は,「変わらない」を含蓄している。 よって,<生きる>のポジティブな立論は,ポジティブな「変わらない」論を含蓄する。 <生きる>をポジティブな色合いにすることを企図するのは,これを哲学とするからである。 実際,つぎが本論考の「授業/学校数学」論の立場である:
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