本論考は,つぎの2つを合わせて,授業/学校数学の<生きる>を立てた:
1. 「何でもありを以て均衡」(<蠢動と定常均衡>)
2. 「同一反復」(<攪乱と均衡回帰>, <振り子運動>)
そしてこの<生きる>に,「現成」の哲学 (「現前は理の成就」) を重ねる。
《「授業/学校数学」は,現前がこれの成就している形である。》
さらに, 「現成」の哲学を「生徒は授業を選べない」にも適用する:
「生徒は授業を選べない」が現前であるということは,「生徒は授業を選べない」に理があるということ。
そしてこの理をつぎの3つの視点からそれぞれ求めることを,課題として立てる:
授業/学校数学の<生きる>
「授業特個」(註)
「授業運」
「授業運」が,この論考のゴール概念である。
註 : |
本論考では「玉石混淆」「当たり外れ」も,基本, 「授業特個」で説明する内容になる。
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