Up | 「授業=人材選別」: 要旨 | 作成: 2014-04-18 更新: 2014-04-18 |
実際,学校数学はこれを中心機能とするのであり,その他の機能はこれに随伴してくるものである。 学校数学の「人材選別」は,専門性選別ではない。 「人材選別」は,<専門性に進める体力>の選別である。 「数学本位」の機能性は,数学陶冶ではなく,体力づくりである。 「数学本位」の機能性を表すことばは,「数学陶冶」ではなく「形式陶冶」の方である。 競争社会仕様は,授業の差異/格差の要素になる。 学校数学には,競争社会仕様のものがある。 競争社会では,競争社会仕様の学校数学の授業が必要になる。 ,競争社会の「授業」は授業を生存競争にしなければならない。 即ち,授業は,授業についてこれる生徒と落ちこぼれる生徒をつくっていく。 この選別は,授業の否定的面ではなく,まさに競争社会が授業に求めている機能である。 |