Up 要 旨 作成: 2012-07-29
更新: 2012-08-25


    学校数学は,複雑系である。
    学校数学の「何でもあり」は,複雑系としての学校数学の現前である。

    「現前は複雑系の現前」は,「現前は系のあり方の最適相」を含蓄する。
    そして,複雑系の「システム最適」は,「定常均衡」である。
    学校数学の「何でもあり」は,学校数学の定常均衡/最適の相である。

    「何でもあり」は,構造的必然である。
    そこで,「何でもあり」を変えるとは,構造改革するということである。

    ところで,「何でもあり」は,学校数学の定常均衡/最適の相である。
    構造改革するとは,定常均衡/最適を壊すということである。
    定常均衡/最適を壊すわけであるから,この構造改革は系そのものの破壊になる。
    「何でもあり」は,受容するのみである。