Up 「投影図」(「見取図」) の授業 作成: 2013-03-21
更新: 2013-03-21



    「投影図」(「見取図」) の授業内容/授業進行は,つぎのようになる:
      1.「投影図」の主題の出自──<卑近>から
      2.「投影図」の数学
      3. 「投影図」の数学の逆用として,投影図を作成
        (1) 「投影図」の数学の逆用として投影図が作成されることの捉え
        (2) 投影図を作成できるカラダづくり

    1.「投影図」の主題の出自──<卑近>から
      例:立体の写真


    2.「投影図」の数学
    「投影図」の数学は,以下で示している:
    これはもちろん,中学数学ないし小学算数の内容ではない。
    中学数学では,つぎが学習内容になる:
    1. 直線は直線に写る
    2. 直線の平行関係が,保たれる。
    3. 一直線上の距離の比が,保たれる
    ここで「一直線上の距離の比が,保たれる」の意味は:


    3.「投影図」の数学の逆用として,投影図を作成
    「投影図」の<きまり>
    1. 直線は直線に写る
    2. 直線の平行関係が,保たれる。
    3. 一直線上の距離の比が,保たれる
    を逆用して,立体の投影図を作成する。

    ゴールは,立体の投影図を自ら作成できるカラダがつくられることである。
    「<きまり>を逆用することで投影図が書ける」を確認できてオシマイ (アタマでできたつもりになってオシマイ) というのではない。

     重要 : <わかったつもり>は,<わかった・できる>ではない。
    <わかった・できる>は,カラダが行為できるということである。