- 学校数学で取り上げる数学は,「真か偽か」の二値論理に立っています。
すなわち,文(関係式)は真理値をもちます。
一つの文(関係式)は,正しい(真) か正しくない(偽) かのいずれかひとつです。
「二値」とは,値が「真」と「偽」の二つだけということです。
- 真の文を「定理」と呼びます。
- 真理値は,公理と推論規則で定義されます。
- 「公理」によって,真理の出発点を定めます。
「推論規則」によって,真理から真理を導く規則を定めます。
例えば,文「2=3」は公理と推論規則により偽となります。
公理・推論規則の内容については,ここでは立ち入りません (高度に専門的な話になりますので)。関心のある方は,つぎを参照して下さい:
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「理論」の形式
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